半導体レーザー

半導体レーザーとは

半導体レーザーとは、半導体素子(電気を良く通す良導体と電気を通さない絶縁体の中間的な性質を利用した電子部品)を発光源とするレーザーのことで、CDや光ファイバー、携帯電話などで広く用いられています。 当院では、半導体レーザー ライトサージ15Vを使用しています。 レーザーの ●出力 ●照射条件(連続照射・パルス照射・単発照射) ●ファイバーの種類 ●ファイバー先端部分のアクセサリーを変えることで、様々な治療に幅広く使えます。

治療例

止血・切開

レーザーメスとして使用します。
出血や組織への侵襲が少なくてすみます。
また血管径にもよりますが縫合糸が不要で手術ができます。


体表の小腫瘤の蒸散・切除

体表のイボを全身麻酔もしくは鎮静、局所麻酔で手術することが可能です。
切除部位や蒸散部位は出血もなく縫合糸も必要ありません。
動物への負担を軽くすませることができます。










疼痛緩和

リンパ球の分裂・増殖抑制による消炎効果、化学物質の受容器結合力の低下、興奮伝導の抑制、血管拡張や血液量の増大などによる鎮痛効果が認められています。

歯周病治療

3才以上のペットでは約8割が歯周病です。
口臭がしたり、進行すると歯周ポケットが出来て歯がぐらぐらしたり、ご飯が食べれなかったりします。歯周病治療では、まず歯周ポケットより歯石を除去後、歯周ポケットにファイバーを挿入し照射することで、デブリードメントと殺菌をして歯肉の引き締めを行います。

逆まつげ治療

逆さまつげ治療の外科的治療は大きな浸襲を伴いますが、レーザーで毛根部を組織破壊することで半永久的に脱毛ができます。

創傷治療促進

血管拡張や血液量の増大で創傷治療の促進ができます。
術後の創傷治療促進にも用いられます。

アクセス
八尾市だけでなく東大阪・藤井寺からも便利なアクセス